2011年06月24日
本日は地球温暖化の第4弾です。
前回は、日本における二酸化炭素の排出量の推移、部門別の二酸化炭素の排出量などについてお話をしました。
今回は、家庭からの二酸化炭素の排出量について見てみたいと思います。
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(出典)温室効果ガスインベントリオフィス
「日本の1990から2009年度の温室効果ガス排出量データ」(2011.04.26発表)
(全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト(http://www.jccca.org/)より)
左のグラフが燃料別、右のグラフが用途別にみた世帯当たりの二酸化炭素の排出割合です。
左のグラフを見ると、電気とガソリンで全体の7割以上を占めてることがわかります。
ちなみに、私たちが取り扱っておりますLPガスは4.7%となっています。
次に右のグラフを見てみると、「照明・家電製品」と「自動車」で全体の約6割を占めています。
次に、家庭での消費電力量ウエイトの比較です。
出典) 資源エネルギー庁 平成16年度 電力需要の概要
(全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト(http://www.jccca.org/)より)
ご覧のとおりエアコン、冷蔵庫、照明のトップ3で全体の6割近くを占めています。
ただし、このデータは平成16年度のものなので、現在では、若干の違いが出てくるかもしれません。
次に下の図は、資源エネルギー庁が発表している「家庭の節電対策メニュー」の抜粋です。
全ページをご覧になりた方はこちらをご参照ください。
http://www.meti.go.jp/setsuden/20110513taisaku/03.pdf
家庭の中で電気をたくさん使っている電化製品
エアコン、冷蔵庫、照明など 、テレビ、電気カーペット、温水洗浄便座、衣類乾燥機、食器洗い乾燥機
消費電力の大きい電気製品
温水洗浄便座、電気ポット、食器洗い乾燥機、オーブントースター、掃除機、ドライヤー、洗濯乾燥機(乾燥)、浴室乾燥機、ジャー炊飯器、電子レンジ、アイロン、IHクッキングヒーターなど
全国的に節電が求められる中、このような電気製品の使用量を減らすことが、二酸化炭素の排出量の削減にもつながるわけですね